約 967,512 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/902.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【14】 1.ラブせつで『ハッピーエンドの来ない悲恋こそ美しい』/ねぎぼう 夜更かしして観るテレビで、田園を舞台に思い合うもすれ違っていく二人が淡々と描かれていた。 ラブは途中で退屈したのか、せつなの隣で寝息を立てていた。 そのまま思いを伝えることなく、やがて別離の道を歩む二人。 『ハッピーエンドの来ない悲恋こそ美しい』 解説者の言葉に「どして……」とつぶやく。 2.せつなとラブ「自然のメッセージ」/夏希◆JIBDaXNP.g ラブ「最近、天候が不安定だと思わない? 急に雨が降ったり止んだり」 せつな「異常気象ってこと? ラビリンス育ちの私にはわからないわ」 ラブ「そっか、変化があるだけいいのかな」 せつな「そうは言わないけど、天気が自然のメッセージなら、この世界の人はまだ耳を閉ざしていないんだと思う」 3.ラブせつで『Marry me?』(1と同じ時のお話)/ねぎぼう “Marry me?” “Yes. Of course.” 彼女は遠くの町に去る。 主人公は何もなかったように再び一人で畠の片隅で煙草をふかしていた。 「いいの?それで……」 一人ぼっちにさせないと美希も言ってくれた。 そして、隣で肩を寄せて眠るラブ。 せつなには主人公の気持ちが解らなかった。 4.ラブせつで【 言えない、言わない 】/ねぎぼう あたし、もう決めたんだ。 世界でダンスするんだって。 そう、パラレルワールドで! 当然ラビリンスにも行くからそれまで待ってて、せつな! で、また一緒にダンスしよ? でもね、今はまだ言えない、言わない。 ちゃんと言える日まで精一杯頑張るよ、あたしも。 だから……ごめん、大輔。 「言わなーい!」 5.ラブせつで『入れ替わり』/ねぎぼう インフィニティはあらわれても、やっぱりイースは帰ってこないぞ。 で、入れ替わりに来たのがノーザ……さん、かよ。 「ウエスターくん!」 ああ、おっかねえ。 「いくよ、パッション!」 「OK、ピーチ」 何だ、見せつけやがって。 最近ナケワメーケ出してないけど、俺がゲージ溜めてるのかもしれんな。 6.せつなとラブ「「はやぶさ2」打ち上げ成功おめでとう!」/夏希◆JIBDaXNP.g ラブ「はやぶさ2打ち上げ成功おめでとう~」 せつな「感動したわ。6年も宇宙を旅するのに、1秒も遅れずに打ち上げるなんて」 ラブ「なんて?」 せつな「30分で終わる宿題を、1秒でも先延ばしにする誰かとは大違い」 ラブ「今からやるってばー」 せつな「私たちも負けない6年にしましょう」 7.ラブせつで『二人だけの王様ゲーム』/ねぎぼう 「王様だーれだ!」 (二人だけの王様ゲームだし、せつなの命令だもん) 「AさんがBさんにニンジン食べさせる」 「え?まさか……」 手元には『B』の籤。 「え、そんなあ~」 トランプだけではなく籤も自在に操れるとは…… 「食べて、ラブ」 ニンジンスティックの端を咥えると、 ラブの顔に突きだした。 8.ラブせつで『二人だけの王様ゲーム』2/ねぎぼう 「王様だーれだ」 王冠の描かれた割り箸はせつなの手に。 「1番は何をされても声を出さない」 王様の瞳が獲物を狙う豹のように光る。 1番は震えたようであった。 「1番だーれだ」 ラブは諦めたようにこくりと頷く。 そう、これは二人だけの王様ゲーム。 衣擦れの音がして1番のネクタイは床に落ちた。 9.せつなとラブ「神戸ルミナリエ開幕」/夏希◆JIBDaXNP.g ラブ「わっはー、人がいっぱい」 せつな「これっきりよ? アカルンを使うなんて」 ラブ「ごめ~ん」 せつな「でも、とても綺麗。まるで消えない花火みたい」 ラブ「悲しい由来もあるの」 せつな「震災で犠牲になった方々への追悼と鎮魂の祈りよね」 ラブ「そして復興への誓い、希望の灯なの」 10.ラブせつで『来世でもよろしく』/ねぎぼう 『来世でもよろしく』 主人公を庇って致命傷を負ったニヒルな敵役の最期の台詞。 「来世って何?」 せつながラブに訊く。 生死にわたる管理により失われた死生観。 「生まれ変わった後の世界のこと、かな……ごめん」 決着をつけることなく命が尽きることの無念さ。 それが解る自分もまだいる。 「平気よ」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1318.html
Echo, Back and Forth 5.Present 抵抗もむなしく、キュアエコーたちは囚われてしまった。 それはやはり、ソルシエールが生み出すコピーが、プリキュアたちが戦ってきた幹部や「ラスボス」のものだったからである。下っ端のスナッキーやウザイナー程度であればどうと言うこともなかったはずだが、意思を持たないコピーではあっても強敵だった。 どういう作用が働いているのかわからないが、この檻の中ではプリキュアの光の力は無効になってしまうようだった。さほど太くはない柵も、それほど大きくない錠前もびくともしなかった。 「外から壊してもらうしかない、ということですか」 「残ったのは、キュアミラクルとキュアマジカルだけか…」 「妖精は…アロマとパフ」 「あとは、ルルン」 「無事だといいんだけど…」 (ソルシエール…。 ソルシエール…) キュエアコーは目を閉じた。 (ソルシエール。 わたしの声が聞こえますか、ソルシエール…) 答えはない。届いた、という手ごたえもない。 (どうして) 最初にあの歌を聞いたのはキュアエコーだった。つまり、ソルシエールの思いは、キュアエコーに届いていた。なぜ、今、それが聞こえない? あの歌が流れ、少女の幻が見える以上、ソルシエールは心を閉ざしてはいない筈だ。だのになぜ、エコーの声がソルシエールに届かないのだ。 (立派なプリキュア…) キュアマジカルの言葉がよみがえる。それはキュアエコーの胸をチクチクと刺し続けていた。 元より、自分が立派なプリキュアだなどとは思っていない。だが、何度か大事な友達の力になれた、と感じられたことはある。「思いを届けるプリキュア」として役に立てたことがある。 だが、今回はその兆しが無い。思いが届かない。 (ソルシエール…! お願い、私の声を聴いて。あなたの声を聴かせて!) だめだ。逆に、様子を見守っている仲間たちのかすかな息遣いがこだまして耳鳴りのように響く。キュアエコーは力の感じられない目を上げると首を振った。 「焦らないで、エコー」 キュアムーンライトの優しい声が逆にプレッシャーとなる。キュアエコーはもう一度、深呼吸をした。 (ソルシエール!) なぜ。 「エコー、座って」 「いえ」 「楽にして。顔色が悪いわ」 キュアアクアが言うと、プリキュアたちは狭い牢獄の中で場所を詰め、空間を作った。 「すみません」 「無理し過ぎよ。この牢は私たちの光の力を弱める作用があるみたいだから」 「…」 そのせいだ、と考える根拠がキュアエコーにはなかった。 (だめだ) 「え、どうしたの?」 「だめです…私」 「エコー…」 「私の思いは、ソルシエールには届かないんです!」 「落ち着いて。この牢は」 「できません!」 「泣き言いってんじゃねぇ!」 隣の牢から声がした。グレルだった。 「思いを届けられないんだったら、何ができるって言うんだよ!」 「グレル…」 「キュアエコーには、ほかにできることはないだろうが!」 「ちょっとあんた、いくらエコーのパートナーだからって」 キュアブラックが反論したが、グレルの口は止まらなかった。 「ブラックみたいにパワーはないし、ホワイトみたいに物知りじゃない。 ブルームやイーグレットみたいに空も飛べない。 ほかに何ができるか言ってみろよ!」 さすがに、同じ牢に閉じ込められている妖精たちが止めた。だが、エンエンが後を継いだ。 「あゆみは、あきらめなかったんでしょ? あきらめなかったから、キュアエコーになって、フーちゃんとお話ができたんでしょ? 今度はあきらめるの? だめだよ、あゆみ!」 キュアエコーの周りに金色の花びらがこぼれた。 「フーちゃん…」 〈あゆみはだめじゃない。フーちゃんは知ってる〉 「キュアマジカルだって傷だらけになっても頑張ってるんだよ」 「先輩のキュアエコーがそんな情けないこと言ってどするんだよ!」 キュアマジカル。その名前が頭に浮かんだとき。 〈考えてみて〉 「え…」 キュアエコーの目が焦点を失ったように見え、キュアハッピーたちは顔を見合わせた。そうではない。キュアエコーは、ふいに飛び込んできた声に集中していた。 「これは…マジカル」 「聞こえるのか?」 グレルがまた怒鳴った。 「うん。 マジカルはミラクルと会えたみたい」 やった、と声が上がる。キュアマーメイドが、しっ、と口に指をあてる。どうやら、キュアマジカルやキュアミラクルとのコンタクトに成功したらしい。キュアエコーの邪魔をしてはならない。 〈あなたに…あなたに…〉 はっきり聞こえる。一体、何が起こったのだ。キュアエコーは混乱したまま、二人の声に耳を澄ましていた。 (そうか…これは、私たちがプリキュアだから) 以前からプリキュア同士で、声を介さない意志の疎通は可能だった。多くは、なんとなくそんな感じがする、という程度で、明確に言葉の形で認識できるのはキュアエコーだけだったが、それはこれまでにもあったことだ。その鋭さの違いが、プリキュアの力を奪う牢の中で現れたに過ぎない。 今まで聞こえなかったのは、キュアミラクルとキュアマジカルがばらばらだったからだ。再会した二人は、今までよりも強く結びついている。それで、二人の声が聞こえるようになったのだ。 つまり、これは当然の結果である。キュアエコーが立ち直ったのでも、未知の力が覚醒したのでもなかった。だが、これはいい知らせだ。キュアミラクルとキュアマジカルが耳にするソルシエールの声が聞こえる。 〈だから…それは…〉 キュアミラクル、キュアマジカルとの「同調」状態はどんどんよくなっている。今では息遣いも聞こえるほどだ。そして、それに乗って来る、ソルシエールの「思い」。 〈闇の中も怖がらずに 安らかな夢見られたのはなぜ?〉 究極の魔法の奥義を教えて欲しい、という願いに子守歌で答える魔法つかい。ソルシエールは困惑し、戸惑い、子ども扱いされていると考えて落胆していた。それは、怒りでも憤りでもない。 つまり。 〈あなたは、先生に会いたいのでしょう!?〉 〈なんだ、貴様は〉 つながった。 〈あなたは亡くなった先生にもう一度会いたいと考えている〉 〈つまらぬことを〉 〈プリキュアの涙を使った魔法があれば、もっとすごいことができるはず。きっと、究極の魔法の秘密も解明できるわ。 それなのにあなたは先生を蘇らせることを考えている。それは〉 〈やめろ!〉 〈あなたは、大好きな先生にもう一度、会いたいと思っているのよ〉 〈やめ――〉 ソルシエールの声が途切れた。キュアミラクルやキュアマジカルの声も聞こえなくなり、キュアエコーは再びそこに崩れ落ちた。 「エコー!」 「エコー、どうしたんだ。大丈夫か! 「あゆみ。あゆみ!」 わかった。 ソルシエールの声が聞こえなくなる直前、彼女の心のひだに触れた。それでわかったことがある。 (ソルシエールは、意思が強い人ではないんだ) それで色々なことの説明がつく。 プリキュアが恐れている者のコピーを作り出すほどの力がある。では、幼いころの不安を制御できているかと言えば、できていない。あの歌は、彼女の心から漏れたものだ。それがキュアエコーに届き、この世界に来てからは、プリキュア皆に聞こえるようになった。 今も、キュアエコーは無理やりに彼女の心をこじ開けたのではない。自信を失っているはずの自分が言うことではないが、ソルシエールとのコンタクトは簡単だった。彼女は、心を閉ざし続けるほどの強さも持っていない。 一方で、すべてのプリキュアが捕えられているという事実。 このことは、一つの仮説を導き出す。 ソルシエールは誰かに利用されている。 「みんな、聞いて」 「いただきましたよ、プリキュアの涙」 トラウーマが本性を現した。 本来の目的は封印された能力を解放することだった。そのために、ソルシエールの魔法を利用したのだった。 自らの封印を解いたトラウーマは屋敷と一体となって、巨大な姿に変わり、世界を闇に閉ざそうとする。 だが、この世界にはまだ光があった。ミラクルライトが、捕らわれていたプリキュアたちを牢から解き放つ。 「それじゃ行くよ、みんな!」 そうだ。 キュアエコーにできることがある。 「グレル、エンエン、フーちゃん」 「どうした」 「私、ソルシエールのために戦う」 かつて、世界をリセットしてしまいそうになった。弱い心が犯す過ちの恐ろしさを知っている。 今、その罪を償い、次の一歩を踏み出そうとしている少女がいる。キュアエコーは、その手助けをしなければならない。それこそが、キュアエコーのもう一つの役割。 「トラウーマに騙されていたことに気づいた、その気持ちをみんなに届けたい。 ソルシエールの胸にあるみんなへの謝罪の気持ちを届けたい」 〈あゆみ…〉 「僕たちも一緒だよ」 「キュアエコー、復活だ!」 「うん。 まず、この闇を払おう!」 キュアエコーは地面を蹴った。 Echo, Back and Forth 6.Party, Party!へ
https://w.atwiki.jp/washisen/pages/251.html
あゆみ 鉄平スレにおいて、鉄平の試合内容をまとめている人物。 あゆみ(初代) 鉄平情報の収集・管理・布教において圧倒的な活躍を見せていた鉄平スレの神。 「tepperのつどい」もあゆみ氏の管理によるものである。 韓国への留学が決まったことでスレを離れて以来、音信不通である。 かの国でネット環境があるかのかどうかは不明。果たして帰ってくる頃、小物はイーグルスにいるのだろうか。 新あゆみ(二代目) 初代あゆみ引退に伴い、まとめ作業を受け継いだ新たなるあゆみ。 初代に比べると判定やコメントがやたら厳しいのが特徴。 ツンデレキャラを喜ぶ声もあったが、一部のtepperには荒らし扱いされ不評だった。 三代目あゆゐの登場により姿を消す。 あゆゐ(三代目) 新あゆみに変わって登場した第三のあゆみ。「み」ではなく「ゐ」である。 判定やコメントは若干甘めで、初代に近い感じ。 何度も対戦相手を間違えるドジっ娘で、PCにカレーをこぼして更新が途絶えたことも。 鉄平の今季絶望により役目を終えた。来季もまとめてくれるのかは不明。 その他、派生キャラとして土屋ら若手選手のあゆみが登場することもある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22562.html
登録日:2012/05/29(火) 05 53 11 更新日:2022/07/27 Wed 23 57 52NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 ※TBSの番組です あるあるネタ コント サザエさんっぽいタイトル チュートリアル フレッシュプリキュア! プリキュア 侍チュート 全祖父母が泣いた 徳井義実 衝撃の結末 責任者出てこい 近藤春菜 TV番組「侍チュート」で放送されたコント。全三回。 正月に孫娘のゆみが遊びに来てくれずショックを受けたおじいちゃん(チュートリアル徳井)は、 ひな祭りこそは遊びに来てもらおうと、ゆみの大好きなプリキュアを勉強し始める。 余りの必死さにおばあちゃん(ハリセンボン近藤)に呆れられながらも、おじいちゃんは悪戦苦闘していくが……。 ◆第一回 プリキュアの絵本を読みながら、まずはプリキュアの名前を覚えていくおじいちゃん。 プリキュアのカードを使って名前を復習する。 髪の色でキュアパイン、キュアベリーの区別をつける。そして三枚目……、 「黄色い髪の毛のやつが……キュアレモンじゃ!」 「なんでじゃ! 黄色い髪なのにキュアピーチとは、これどういうことなんじゃ!? 責任者出てこい!」 ◆第二回 今日もおじいちゃんは絵本を読み、カードで復習をする。 今日は変身前の姿から、どのプリキュアになるかを当てていく。 「東せつな……髪の毛が紫じゃから、キュアグレープ!(学習力無し)」 「キュアパッション……なんでほかの三人はみんなフルーツなのに、こいつはパッションなんじゃ! 責任者出てこい!」 「あっ、パッションフルーツ……?(自己解決)深いの~」 ◆第三回 プリキュアを完璧に覚え、プリキュアかるたを練習するおじいちゃん。 「ラブの口癖、幸せゲットだよ!」 「とれたてフレッシュ、キュアパイン!」 年金を注ぎ込み、プリキュアグッズも大量購入。 あとはひな祭りとゆみを待つばかり。 だが、児童誌を読むおじいちゃんを待っていたのは、あまりにも残酷な結末だった……。 あたらしいプリキュアがとうじょうするよ! ハートキャッチプリキュア! 2010年2月7日放送開始! 「はなさきつぼみ……くるみえりか……キュアマリン…………誰じゃ、こいつらは!」 「せっかく覚えたこのかるたが……年金を突っ込んで買ったプリキュアグッズが……一夜にして中古のガラクタになってしまうのか! 責任者出てこい!」 しょんぼりしてる子見ーつけた♪> お、バッドエナジー> せっかく立てたこの項目が……何回も追記して修正した良項目が……一夜にして荒らされて糞項目になってしまうのか! 責任者出てこい! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こんなん、あったのかwww -- 名無しさん (2013-11-23 11 07 22) 財団B… -- 名無しさん (2013-11-23 11 28 51) ↑読んだだけで腹筋が爆発したwww -- 名無しさん (2014-01-04 20 55 58) このヒゲの形は…そうか!Uガンダムじゃな!→∀ガンダムじゃと!?責任者出てこい! -- 名無しさん (2014-01-04 21 08 40) 今度のプリキュアは歴代プリキュアが毎週OPに出てくるから努力は報われるよ!やったねおじいちゃん! -- 名無しさん (2014-01-23 14 23 37) でも実際のところももの身は黄色だと思うんだ -- 名無しさん (2014-04-02 16 57 20) ↑×3 おじいちゃんおでこおでこ! -- 名無しさん (2014-04-02 17 01 02) トッキュウジャーは難易度高そう -- 名無しさん (2014-04-02 17 06 18) ↑3 座布団一枚 -- 名無しさん (2014-04-18 20 15 16) 手足のラインが一本じゃから...仮面ライダー1号!ラインが二本じゃから仮面ライダー2号じゃな!→なんでじゃ!?ラインが二本で1号!?一本が2号!?これどういうことじゃ!?責任者出て来い! -- 名無しさん (2014-05-15 01 22 49) おじいちゃんナイス!! -- 名無しさん (2014-05-17 11 47 52) 親戚のおじさんがようやく「モーニング娘」を覚えたとき・・・・このコントと同じ悲劇がおきて人事と思えなかったwwwwwwwwww。 -- 名無しさん (2014-05-29 23 25 49) これは笑えた -- 名無しさん (2014-05-29 23 30 03) おじいちゃんに限らず、幼い娘のプリキュア遊びに付き合わされるお父さんお母さん方は大体こんな気持ちなんじゃなかろうかwww -- 名無しさん (2014-05-29 23 33 34) ↑年が7つ以上離れた異性の兄弟でもそうなるかも -- 名無しさん (2014-05-30 01 06 14) 青色なのにウルトラマンコスモスとはどういうことだ!責任者出てこい! -- 名無しさん (2014-08-16 17 23 37) おじいちゃん、ファイト! -- 名無しさん (2014-08-16 17 30 16) 仮面ライダー555としつこく5を強調しとるから……平成ライダー5番目の戦士じゃな!→5番目ではなく4番目なのか!? 十五とやらは十五周年の敵なのに! 責任者出て来い! -- 名無しさん (2014-08-16 18 01 18) でもさ。確かにアニメとか、グッズ売る為、キャラ増やすわ、回転速いわ・・・ちょっとアニメ見てないと、このアニオタWIKIも話に付いて行けなかったり。 -- 名無しさん (2014-08-16 19 32 22) すべてのプリキュアたちに告ぐ「おじいちゃんに土下座してわびろ!」 -- 名無しさん (2014-08-16 20 48 42) 逆に異常な程詳しくなり、マニアックな細部まで孫に解説して、孫どん引き…て展開もあるか。 -- 名無しさん (2014-08-16 22 19 07) ?「パワーアップしていくだけの殺し合いはもう沢山だ!」 -- 名無しさん (2014-08-17 18 52 43) おじいちゃん!「たまキュア」ならすぐおぼえられるよ!!良かったね。 -- 名無しさん (2014-08-18 21 32 25) これが征竜の動きじゃな。これで孫にも負けんぞ。何? 制限じゃと? -- 名無しさん (2014-08-18 21 39 58) これどっかで見れないかな……無理だろうな -- 名無しさん (2014-08-18 21 56 02) 保育士や幼稚園の先生でも、子供と話を合わせるためにヒーローやアニメキャラの名前を覚えルんだけど、知り合い曰くライダーや戦隊は覚えるのが困難らしい。 -- 名無しさん (2014-10-18 19 39 26) オイ!東映!! -- 名無しさん (2014-10-24 11 39 08) 続・おじいちゃんプリキュアを覚えるというタイトルでチュート関係の番組(しゃべくり007でもOK)でやればいいかもしれない。 -- 名無しさん (2014-10-24 12 22 01) 車の仮面ライダーじゃから、仮面ライダーカー!なんで仮面ライダードライブなんじゃ!責任者出てこい!えっ?ドライブ?深いのぉ~(自己解決) -- 名無しさん (2014-11-03 11 16 15) ↑4どこでも苦労は一緒なんだな・・・・・。(;;) -- 名無しさん (2014-11-03 11 24 26) ???「艦娘はツンデレの娘を選ンだ」 -- 名無しさん (2015-12-16 14 18 35) そこんとこ、一作品当たりの人数少ないし、過去のヒーローや怪獣も再登場するから無駄にならないしでやっぱウルトラマンって神だわ。 -- 名無しさん (2016-02-14 19 14 07) 侍チュート懐かしいw -- 名無しさん (2016-02-14 21 06 36) ↑↑お父さん・お爺ちゃん世代は昭和、保育士さん世代は平成シリーズを見てるから昨今の客演も懐かしさで……なんで一部ウルトラマンの声が当時と違うんじゃ!責任者出てこい! -- 名無しさん (2016-02-15 15 02 59) 知ってる教員からケロロ軍曹のキャラクター名を聞かれたり、てのはあったなー。小学校低学年くらいまでは割とあるようだ -- 名無しさん (2016-07-25 12 56 23) ↑×2大人の事情(中の人のスケジュール)が・・・ -- 名無しさん (2016-07-25 16 20 54) 大の男がプリキュア見てんじゃねえ! -- 名無しさん (2016-07-28 23 53 15) 魔法使いから スイーツとか、ネーミングにネタ切れ感があるプリキュアと侍チュート 青年と中年はプリキュア見たら嫌われるぞ! -- 名無しさん (2017-02-26 12 09 12) ほう。赤い方がアマゾンアルファなら緑はさしずめアマゾンベータじゃな!→なんでいきなりオメガで完結しとるんじゃ!!責任者出てこい!!! -- 名無しさん (2017-02-26 12 24 28) 侍チュートって、コント 漫才 フリップ芸を同時にしたお笑いあった -- 名無しさん (2018-01-25 21 03 24) タイムボカンシリーズは比較的難易度低い…多分。 -- 名無しさん (2019-03-11 09 54 46) なんじゃこの申告漏れの額は!想像を絶するルーズさの責任者出てこい!(自己責任) -- 名無しさん (2020-08-30 04 39 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1673.html
140文字SS:HUGっと!プリキュア【9】 1.はぐっと小咄 まだ暑い/かおす 「道をはずすとはどういうことでしょうか?」 「ボタンならこうなのです」 「えみる、はしたないです」 「こうしてうっかり道をはずすのです」 「プールでは、はながアゴをはずしました」 「懐かしいのです! 納涼だらけの市民プール!」 「何げにぐだぐだです」 「はずしたのです!」 2.はぐっと小咄 夏の間に/かおす 「スイカにトウモロコシにかき氷なのです!」 「えみる、一体どうしたのですか?」 「夏もあとわずか、今のうちに夏の風物を」 「では、風鈴に夕立」 「るーるー、食べるのですか?」 「……かぶとむし」 「たべるんですか?」 「...夏ばてみたいです」 「夏ボケですね」 3.はぐっと小咄 おいしい夏/かおす 「夏の話題…海の日と山の日を忘れました」 「盆踊りと海水浴と浜茶屋の前にはかすむのです!」 「海の家のラーメンとカレーとかき氷はなんてあんなにおいしいのでしょう」 「サザエやハマグリの磯焼きなんかも天に昇るおいしさなのです」 「ラムネにコーラ…夏の海はいいですね」 4.はぐっと小咄 着てみた/かおす 「えみる,蚊帳とは何でしょう』 「伝説のヤブ蚊シールドなのです」 「着てみました」 「怒られますよー」 「口の開いた豚の貯金箱が」 「蚊取り線香です」 「着てみました」 「ど,どーやって」 「コスプレです」 「私は風鈴を着てみるのです」 「てるてる坊主..」 「なにか?」 「似合うと思います♡」 5.はぐっと小咄 いらない機能/かおす 「えみる、夏と言えば怪談...」 「それはもういいのです。ルールーは怖くないのですか?」 「誰のせいなのか、センサーが反応するのです。ほら、そこにも」 「やめてください!..アレがつけたのですか」 「おそらく」 「そしてこちらにゴーストバスターキャノンが」 「マジですか?」 「ウソです」 6.はぐっと小咄 くらいあす社のおとなたち/かおす 「おじさんにとって、夏と言えば水着だったのだが..」 「いえー! そーっっす! セクシービキニにハイレグ水着ッスー」 「セクハラよ、あんたたち」 「5分で終わってしまった」 「5行じゃない..」 7.はぐっと小咄 夏のおっさん/かおす 「えみる もう夏が切れます」 「まだ間に合います,スイカ割りの話を」 「やはり浜辺ですね」 「入道雲の下なのです!」 「あったまっています」 「それはイマイチなのです」 「きんきんに冷やしたのがこちらに」 「それです!」 「いやーやはりビールもキンキンに冷やさないとねー」 「帰って下さい」 8.はぐっと小咄 今日まで夏休みなのです/かおす 「えみる、船に乗っていたらひしゃくを貸せと言われました」 「それで?」 「持ってなかったので水筒のふたを渡しました」 「それで?」 「がっかりしたようです」 「ルールー!ひしゃくは底を抜いて渡すのです!」 「それで船に打ち水をするのですね」 「ひどい夏ボケなのです」 「..ボケは余計です」 9.はぐっと小咄 夏休みボケ/かおす 「8月が終わってしまったのです! 新学期なのです」 「夏休みの宿題…」 「ぎく」 「絵日記」 「ぎくぎく」 「..しましたね」 「あ、とっくに終わらせたので忘れていました」 「楽しかったですね..夏..」 「楽しかったのです..」 「はなー、あっちも夏休みボケみたいだねー」 「楽しかったなー..」 10.はぐっと小咄 夏のおわりに/かおす 「ルールー、花火の残りがあったのです!」 「みんなを呼びましょう」 ぴー..パン 「ロケット花火一発..」 しゅーぱちぱち… 「ドラゴン一個..」 「線香花火がみんなの分…あ…」 「えみる、二人で持ちましょう」 「さ、はぐたんも一緒だよー」 「はぎゅー」 「虫の声がこんなに...」 「秋ですね」
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/275.html
DUELプリキュア! お菓子の国のリアルファイト! ※自分でも意味分かんない適当な設定 ※マドルチェの子たちが大好きな人は読まないで下さい 袋から出した瞬間のピンク無地スリーブみたいな甘ったるい風の吹く日は、無性にプリ ンが食べたくなる。 時刻は三時半を回る。 お菓子の国mayのまったりティータイムもとろりと甘く煮詰まってきたところだ。 「ご注文はいかが致しましょう」 「カスタードプリンとブルーアイズマウンテンをちょうだい。あと、予約しておいたハッ ピーフェスタケーキは持ち帰りでお願い」 「あ、あたしは、えっと……めろんそーだ…………いや! やっぱ紅茶で! 紅茶ととカ スタードプリンで」 「かしこまりました」 テラス席の日傘の下。 学校帰りで買い食いタイムな女子高生二人の注文を受け取り、ケーキ屋の御主人が愛想 よく笑ってお辞儀をしていた。 御主人は少し老けこんだ落ち着いた感じのパティシエの男性だ。二人組の客の片方がな んというか少々ガラの悪い感じに制服を着崩していようが、もう片方が制服の上に厚い緑 ローブを着込んでいようが、いささかも動じることがない。 「ごゆっくりどうぞ!」 その隣には御主人の娘である幼い少女がちょこんと立ち、にっこり笑顔でこちらもぺこ りと頭を下げてきた。幼いなりに店の手伝いをしているのだ。 「うわぁ、いい子だなぁ~~~」 まっ白なエプロンと頭巾を身につけた幼女の可愛らしさに尼曽根美琴は魅了された。 「はーブルーアイズマウンテンおいし」 一杯三千円するコーヒーを片手に、草壁逢菜、通称アウナは思いきりくつろいだ。 「あの子、この前はマジョレーヌの仮装だったのに今日は普通のエプロンなのね」 「アウナ……なんでそのときあたしにメールしてくれなかったんだ……くっ……!」 「なんでと言われても、マイシスター・エリンならともかくミコトが幼女を見たがるとは 思いもしなかったので」 「そっすよねー」 may立苺森高校の同級生である二人の放課後が独特のテンションで進んでいく。 「思えばミコトと二人だけでこういう店に来るのは初めてね」 他の仲間がいる時の美琴からはもう少し不良的なプライドが押し出されているのだが、 ある意味かっとビングしっぱなしなアウナの前では見栄を張っても意味ないなと思ってい るようで、二人だけの時は比較的くだけた付き合いだ。 「いつもは委員長と馬耶と、たまにライカやネネも一緒で、ドトール・ド・ソルシエール かカフェ・リゾネーターあたりってのが定番だもんな~。あ、でもでも、女子高生ならお 菓子屋に誘われゆったりスイーツってのも普通だよなやっぱ! なっ!」 「菓子店に来たがったのはミコトの方だった気がするけど」 「……細かいことはさておき!」 「まあ六限おもいっきりバスケやっておなかすいたし」 「へへっ、あたし&アウナのタッグによるパーミッションバスケの圧倒的ファンサービス の前じゃあ、男子どももまるきり立つ瀬が無かったね」 「キドとアラガミの目が点になってたわ」 「でも黒剛みたいのを正面から相手にするとさすがに疲れちまうな」 「次はのんびりバドミントンでもやりたいところね」 登下校エリアから少し離れたお菓子屋さんへ仲のいい友達と入るという(本人にとって は)目眩のするような女の子らしい放課後に、美琴ははしゃぎっぱなしだった。 「で……だ、アウナ。あんた教育実習の湯納さんとの仲がアヤシイって噂を耳にしたんだ けれど、そこんとこどうなんだよ」 「そんなことよりホワイトデーのときカミノギ先生に正々堂々子作りを要求して困らせた 魔轟神子ちゃんの話をしましょう」 「マジかよ! あの子が積極的になったときって冗談で済んだことねえぞ!」 「ええ、それでヒドウ先生がなだめに入ったらこれがまた逆効果で――――」 今日は二人ともそんなに長く居座る気はなかったので、生活の中でのささいなことや宿 題のことなど他愛もないことを軽く話してお暇するつもりだ。 「御主人、例のものを」 「かしこまりました」 めちゃくちゃ偉そうにパチンと指をはじいて店の御主人を動かすアウナ。 同時に何度かおかわりしているブルーアイズマウンテンの最後の一杯を啜る。 「お待たせ致しました、ハッピーフェスタケーキでございます」 「ええ」 すぐさま冷蔵してあった特注品ハッピーフェスタケーキを梱包して運んでくる。 ついでに会計を済ませてしまう。 「……(うずうず)……なあアウナ! ちょ、ちょっとソレ開けて見せてくれよ!」 「いいけど」 蓋を開けるとドライアイスの煙がテーブルの上に広がり、あざやかな二段重ねのケーキ が出現した。 「早く買ってこい絞めるぞ吊るすぞ、って母さんがぐずぐず脅してきてウザいから買いに 来ただけだったけど、これはいい出来のお菓子だわ。駄賃がわりに半分くらい腹に入れて も構いやしないか……じゅるり」 ハッピーフェスタと名が付く通り、ただのフルーツケーキではない。クッキーやチョコ ソースで彩られたケーキという舞台の上で、マドルチェの愛らしいモンスターたちが躍動 的に舞っている。その砂糖細工の精巧さはまさに御主人の匠の技であった。 (はうぅ~❤ マジョレーヌちゃんかわいいよお……❤) (なんだかミコトがやたら熱心に見ているわ……そんなにコレ食べたいのかしら) 単に食い物としてケーキを眺めるアウナとは対照的に、美琴はケーキの上に広がる愛ら しいマドルチェフィールドに心を奪われていた。 「ミコト、買った店の軒先でっていうのも何だけど、ちょっと食べてみる?」 「えっ」 「じゃあこいつ食べていいわ。さあ頭からバリバリと」 「ちょっ」 おすましで、ちょっとドヤ顔で、でも何だかんだでとってもハッピー! みんな笑顔で 楽しそう! そんなマドルチェ・マジョレーヌの砂糖細工を指さして頭からバリバリ食べ ろと言ってのけるアウナ。 疑われているのか? 試されているのか? それともただ天然なだけのか? 美琴はキ リシタンを弾圧するために昔行われたという踏み絵を連想しながら、なんとも微妙な顔で 言葉を濁した。 もちろんマジョレーヌを頭からバリバリなんて出来るはずもなく。 (…………まあ食べないならそれも別にいいけど) (頼むから気付いてくれ、涙を飲まんばかりのあたしの気持ち) 美琴なりにはしゃぎ尽くしたのでそろそろテンションが冷えてくる頃である。 人と人の想いが伝わらない不便さをなんとなく感じた午後だった。 「 キャハハハハハハハハハハハハ!! 」 お互いそれじゃバイバイで別れようというとき。 金切り声ともいえる音程の壊れた高笑いが緩やかな放課後の世界に響いた。 突如として出現した次元の裂け目から、異様ゴスロリファッションを身に纏った一人の 幼女が抜け出てくる。 「あぶねえっ!」 そのとき何かが爆発した。 異常性を感知して身構えたアウナを、同じく身構えていた美琴はタックル気味に横から さらい、その勢いのまま二人して公道のアスファルトを転げる。 それから瞬きひとつしたあたりで、先刻までアウナと美琴が談笑していたテラス席で何 かが爆発して白い煙に包まれる。 見ると、見るだけで涎が出るほどだったこの店自慢のハッピーフェスタケーキは、原因 不明の破裂で周囲に爆散してしまっている。 アウナは飛び散る際にほっぺについたクリームを指ですくい、鼻頭をピグピグさせなが らペロォリと舐めるのだった。 「ねーぇーパティシエさん、この前のお話は考えてくれたかな?」 巻き込まれた女子高生二人には目もくれず、裂け目より現れし幼女が御主人へ高圧的に 迫っていた。幼女出現と同時にここそこに広がりだした暗雲の底からは、暗い色のローブ を着た無個性な集団が現れる。それらは幼女の背後に秩序なく並んで控え、数と異様をも って客や従業員を威圧している。 (あれは……悪の女王の手先、六星群だわ!) また幼女の影として付き従うとでもいう風な、貞淑な雰囲気をもつ女(当然のように異 様なゴスロリ装着)が一人控えている。 御主人が娘を背に隠して庇うのを見ながら、幼女はニヤニヤ笑いを浮かべた。 「だからさ、我らが邪神サマ、もとい悪の女王さまのために美味しいお菓子をたくさん作 って欲しいだけなの。そのために腕のいいパティシエさんがいっぱい必要で、あなたもそ の一人になって欲しいだけ。それだけなのよ。私たち、なにも死ねだの殺せだのってヒド イ事は言わないよ?」 「お父さん……っ!」 「いい加減クビを縦に振って欲しいなぁ」 「しかし……悪の女王のためのお菓子作りというのは……」 「まあこっちとしては、ウソでもその場しのぎでもいいからとにかく「自分の意志でこち らに協力した」っていう事実があれば、あとは悪の女王様のお力でどうにでもなっちゃう んだけど。ほら、アニメ監督がツイッターでポロっと構想や設定漏らした瞬間に「言質と ったぞー!」みたいなお祭りになるじゃない、あんな感じかな? ねえカマリエ」 「はい。リリカ様のおっしゃる通りですわ」 無言で付き従っていたロングヘアの女が盲従の言葉を口にしながら一歩前へ出た。 微笑を浮かべる女は、ある種の踊り子に似たステップを披露して見せるのだが、あると ころで前触れなく地を蹴って爆発的に前進し、御主人が身動きするかしないかのうちに膝 蹴りからの踵を叩き込んだ。 「うぐあッ……!」 「体力を資本にお菓子をお作りになる職人さんは中々頑丈ですこと」 打撃により一メートルほど吹き飛ばされる御主人。 逞しさと格闘攻撃を捌けるかどうかは話が別。 御主人は立ちあがろうと試みるも、すぐさま直立することはできなかった。 「お父さん! ……あっ!?」 その隙に毒婦・カマリエは御主人の娘の背後に回って軽く抱きしめ、恐怖で硬直する少 女を子犬でも引っ張るようにやすやすと引きずり、幼女・リリカのもとへ持ち帰る。 痛みを忘れて反射的に御主人がカマリエに追いすがろうとするが、ここで初めて動きを 見せたローブの無個性集団に囲まれ阻まれる。さらに脚や拳に至るまで大人数でガッチリ 取り押さえられてしまい、それこそ首から上以外はほとんど身動きの取れない状態にされ ていた。 「あはは、いいよぉカマリエ」 「美希子ぉ!」 「ほほほほ、娘思いな御主人殿のことです。この子が痛がって泣き叫ぶのを見れば、親心 ゆえに必ず首を縦に振り、我らに下ること間違いございませんわ」 「何をするつもりだ!」 「まずこの子の真珠のように可愛らしい爪を一つ一つ剥いでしまいます。終わったら次は 指を金づちで一つ一つ潰してイチゴにしますわ。足の指も同じようにいたしましょう。は てさてそのあとは……お目めは二つありますから片方くらい無くとも構いませんわね…… わたくし、片目を外科処置によって取り出し、もう片方の目と向かい合わせるという生理 学神経学的実験にとても興味がありましてよ。被検体は「落ちる! 落ちる!」と騒ぎな がら発狂して死に至ると聞き及んでおりますので、とても楽しみですわ❤」 「ひいっ……!?」 「やっやめろおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!」 (え、カマリエそれホントにやりすぎ……口先だけだよね? ね?) 何か凄い展開になっていた。 「ああやってお菓子屋さんを脅し、惑わせ、連れ去っていき、このmayをおいしいお菓 子のない恐慌と絶望の世界に陥れるつもりか……わたしに戦いを挑むのね」 「奴らやることが汚えぜ!」 「ミコト、プリキュアに変身するわよ」 「し、しなきゃダメ? ザコはもちろんあの小娘や毒婦くらい拳で分からせればっ」 「ダメ。生き残る可能性が1%でも高まるなら何でもやるの。それに……」 「……そうだな。あの親娘を助けなきゃ」 「空中霊素固定装置:穹と霄……認証お願いします……」 「空中霊素固定装置:塔! 認証しやがれ!」 ここから―― 「「変身譜《メタモルフォーシス》!」」 アウナと美琴に淡い光が集まってゆく。 徐々に強くなる光に覆われて肉体、さらに衣服までもが輝きはじめ、一度光の渦となっ てから別のものへと再構築される! アウナの髪は大火となって燃え上がるがごとき紅に染まり、アメジストの瞳の奥には蒼 と朱の二つの炎が燈った。頭にはややくたびれた紫の三角帽子が乗っかり、大小のリボン やトランプのマークがあしらわれたフリルたっぷりのドレスが身体を包む。紫色のタイツ と鴉の濡れ羽色のヒールを装着したとき、アウナを包む光が霧散した。 美琴の髪は角度によってゴールドとヴァーミリオンの間をゆらめく輝かしいものに変わ ってゆく。その輝く髪にふんわりとフリルびっしりヘッドドレスが舞い降りた。首のアク セサリーがチョーカーと呼ぶにはいくぶん首輪じみているものの、そのアブノーマルさは 散りばめられたフリルで申し訳程度に誤魔化されている。しかし深刻なのは胴体衣服の方 である。美琴の胸に実ったふたつの果実を覆い収めるためのフリルで装飾された袋は、あ まりにも容積が危なっかしいもので、双乳それぞれのてっぺんにあるサクランボをなんと か収められるくらいの深さしかない。ただでさえ谷間が強調されているのに、みぞおちの あたりには下乳風に谷間を露出させるためのハート型の穴が開けられている始末。またス カート丈はいくら変身ヒロインとはいえ、あってはならないほど短く、静止した状態です らギリギリの状態だ。戦闘どころか日常的な動きをするだけでも中身を周囲に晒してしま いかねない。それでありながら二の腕から先、腿から先をまるきり隠してしまう黒基調の 手袋とソックスのため、鎖骨、胸周り、腿に残された肌の領域をますます強調してしまう 有様。いくらか髪に隠れているが、背中も大きく開けた扇情的なデザインのゴスロリメイ ド服である。 「ハズい!?」 ここまで1秒。 プリキュアに変身するやいなやアウナは地上ナナメ三十度の無音ホバーダッシュで六星 群の団体を飛び越え、体勢を変え、カマリエと呼ばれた女の首筋めがけて背後から完全な 不意打ちで蹴りかかった。 「つッ ぷええええええええええええええええええええええええええええッ!?」 想定外の方向から瀕死級の打撃を頂戴したカマリエは、その優雅な立ち居振る舞いをこ とごとく帳消しにしかねない、極めて醜い奇声を上げて地面を舐めさせられ、スライドし ながらのダウン状態に追い込まれた。 「だ、誰なの! もぉーいきなりとか最悪だからねっ!?」 ゴスロリ幼女が怒るので、アウナはツリ目できつくそちらを睨みつけた。 「愛と勇気の名のもとに……けがれなきハートに草花たちの祈りを集め貴様を殺す。わた しがキュアプラントだ」 捕まっていた娘を奪い返すことに成功する。 ただこれによって敵集団に囲まれてしまう形になるが、一刻を争う事態とあっては躊躇 はないのだ。今度は御主人が人質のような立ち位置になってしまうのだが、敵はまだ動揺 していて御主人を利用しようという考えに至っていない様子だ。 「キュアワルキューレ効果発動。ライトニングプラズマ……!」 美琴の技名詠唱とともに、何だか知らないがとにかく凄そうな閃光が迸る。 「しゃあっ!」 巨大怪物の鼻息にでも吹き飛ばされたかのような勢いで、ローブの集団がダース単位で まとめて空を舞わされた。 熟達した剣豪のごとき静かさで攻撃を放ち終えた美琴がアウナのそばに並び立つ。突っ 込んだアウナのフォローと掃討を兼ねて、敵の包囲に風穴を開けたのだ。やることは凄い が弩エロいコスプレのせいでやたら滑稽なのは秘密だ。 「ひぃ! 今度はこっちィ」 「あたしの名はキュアワルキューレ! つか、なんでもいいからくたばれ! オラ!」 当たり前だが、胸ポロ、パンチラ(パンモロ?)のたびにキャーキャー言って身を繕い 動きを止めていたのでは過酷なリアルファイト環境を制する事はできない。だから、自身 は岩のように動かず、風ひとつ立てることなく、スカートを乱すことすらなく一定範囲の 敵を超高速の拳で打つという必殺技、ライトニングプラズマを開眼したという。 「うう……くそぉ……アウナのは単にマジョレーヌちゃんの衣装だってのに、あたしのコ レは何なんだよ……」 「マドルチェ・マーマメイドじゃないの?」 「絶対これマーマメイドちゃん違う! ただのエロメイドコス!」 「それ、元々はノゾム曇らせ用に作られたものだと聞いたわ。そう……キュアメイドにな るのを泣いて拒んだノゾムが全部悪い……」 「ぬううう望のヤロォ~~~! ……って、望がプリキュアに(半ば強制的に)変身させ られてた時は、もっと大人しい感じのメイド服だっただろ」 「なら装置の製作者であるドクターフジヤマの意図によるものじゃないかしら」 「あんのセンセイは!」 「定めよ……」 どうでもいいことを喋っている間にも、美琴が放つ神速の暗殺拳とアウナの連続蹴り攻 撃により、群がる雑魚敵ことローブ集団・六星群は次々に狩られていった。 「こらあ! そんなオトコどうでもいいから私を守りなさいよおおおおおおっ!」 無慈悲に雑兵をボコるグラップラー×2を前にして、リリカと呼ばれていた幼女は早く も根を上げた。六星群はせっかく捕まえていた御主人を手放して慌ただしくリリカのもと へ集まろうとするが、その最中にも正義の使徒プリキュアによるモブキャラデストラクシ ョンが容赦なく実行されてゆく。 これといって人間らしい言葉を発することなく「キー!」と叫んで消えてゆく六星群の 妥当な雑魚らしさは、多少なり憐れさを催すものであった。 「今だアウナ!」 「とどめよ。我がスベリエ神拳により絶命しろ!」 お供のカマリエはぶっ飛ばされたあと復帰してコッソリ逃走してしまったので、いまリ リカに残っているのは下っ端の盾オンリー。しかも残機が少ない。ここぞとばかりにアウ ナは最速低空ダッシュでリリカに肉薄し、殺る気まんまんの拳をぶちこみにいく。 みんなの夢と希望に支えられた恐るべき気迫。 死兆の星の七つの影の経絡を断たんとする魔女の拳が空を切った。 刹那、リリカは死を覚悟したが…… 「ぬぅんッ!」 横から滑りこむように出現した頑強な何者かがその拳を掌で捕えて、さらには受け流し てしまう。 「なッ!?」 攻めの体勢が崩された。 「脆いのう、小娘。リリカ・ベーゼルン」 「月蓮!」 「何をまごついておる、そそくさと逃げ失せるがよいわ」 「くっ……」 やった! やった! やった! よかったぁ! まじ助かった!! そんな表情なのにリリカは礼のひとつも言わずにさっさと逃げていく。仲間同士であっ ても友好的な関係ではないらしい。 「滅びますぞぉー! mayは滅びますぞぉー!」 黒い僧衣に赤い袈裟の怪僧。血で染めたかのような色の数珠を手にする、超然とした不 吉な男・月蓮が町じゅうにこだまするほどの大声をあげた。 「なにごと?」 空間に生じた裂け目の中へ逃げ込むリリカをアウナは追おうとしなかった。本来ならい かなる隔離鯖へ逃げようとも食い下がって固めて崩し、スベリエ神拳・死ぬまでネックハ ンギングツリーの刑を実行するところである。 (この男、できる……) 静かな威圧感を醸し出すこの怪僧を知らんぷりして、矮小な逃亡者に構うなど二人には 出来なかったのだ。 だが、そんな二人の心を知ってか知らずか、月蓮はおもむろに眼前のプリキュア二人か ら視線を外す。 御主人が娘を抱きしめて庇う姿があった。 異常な敵を前にしながらもおもねる様子は無く、多少よろけてはいるがらきつく月蓮を 睨み返している。 「ホウ……どうしても悪の女王さまのためのお菓子は作れぬと? 小人風情がっ……おこ がましき極みよのう! ろくなお菓子も作れぬくせにッッッ!!」 怒号とともに凄まじい殺気が月蓮から放たれた。 アウナと美琴がいっそう警戒を強めるなか、ぶっ倒された六星群が折り重なった山に月 蓮がしずしずと登ってゆく。 そして天にその両手を掲げた。 「悪の女王・雨月沙希さま! われに御身のお力を貸し与え下さいませェ~ッ!」 とたんに今までとはケタ違いの濃さと禍々しさを含んだ暗雲がたちこめた。 現れるは闇色の尾をひく一筋の流れ星。 天の闇から一つところへと降り来る尊きものを、月蓮は掲げた両手で雫を掬うようにし て受け取った。 「ゆけい! リアリスト!」 暗黒の星から黒い稲妻がぞわぞわと湧き出てくる。 それらは月蓮に集まるでもプリキュアや御主人に襲いかかるでもなく、店頭に並ぶケー キへとうねりながら絡みついていった。 『リーアリィーストォー……!!』 冷蔵ガラスケースの中で座するクリームたっぷりお誕生日ケーキが蠢き…… 「うわぁっ! 今度は何なんだ!」 膨れ…… 「もう嫌ぁっ! お父さん! お父さぁんっ!」 喋り出す。 「リーアリィーストォォォォォォォー!!」 お誕生日ケーキのリアリスト・ストロベリー。明確な異形として起動したそれは、ガラ スケースを内から破砕して勢いよく外に飛び出した。 異形化してから発生したと思われる、目と口に見える明太子の飾り付けが、ピエロの顔 よろしくウネウネ動き、口笛で楽しげなスイートソングを奏ではじめた。外界に満ちる闇 の気を吸い、さらにワゴン車ほどの大きさに達する。いくつかあるケーキの段にはそれぞ れリグラス・リーパー、XENO、タイム・イーター、魂喰らいなどの砂糖細工が居座っ て不気味な笑い声をあげ、最上段には謎バニラのひとつ運命のろうそくが五つ突き立って いる。 「……もうあれはケーキじゃない。敵だわ。ボコスカ殴ってローソクの火を消すわよ」 そいつがフゥッと息を吹いたとき、衝撃波が迸る! ダイヤモンドのごとく輝くレコード状の氷のカッターが舞い飛ぶ! 体をクネクネと動かすと、何故か知らないが足元から間欠泉が噴き出す! 再び息をフゥッと吹いたなら、今度はこごえる風があたりを吹き抜ける! ジャンプして地面へ落下すると同時に地震まで起こる! 「だー! うぜえええー!」 「キュアプラント効果発動! 神速三段突きぃ!」 はじめの勢いはよかったものの、いい加減イヤになるスイートソングを歌い続けるケー キは、プリキュア二人の挟み撃ちの前に健闘むなしく崩れ去ってしまうのだった……。 急作りのバケモノと正義の変身ヒロインの間には常にこれだけの力の差があるというこ とである。 「ミコト、お願い! 今すぐあの二人を逃がして!」 「よっしゃ!」 「ぬう、逃がすではないぞ! 六星群・光、追えぇい!」 指示のもと六星群が親子めがけ人海戦術で押し寄せるが、美琴はそれを必殺技で見事に シャットアウトしながら親娘を連れてじりじりと撤退していった。数が数なのでしばらく 追われるだろうが、それらもまた美琴の力には敵うまい。 彼女の余裕に満ちた様子を見てアウナは安心し、あらためて敵対者と視線を合わせる。 「茶番は終わりよ。ゲツレン……だったかしら?」 なりゆきを冷たい視線で観察していた月蓮の体が一瞬こわばった。 アウナは直感的に、あの僧衣の下で月蓮が肉体を戦闘モードに変えたことを察した。 「どこまでも雨月沙希さまに刃向う小癪な娘ども。愛や希望などという言葉でお菓子の国 を背負った気になっている愚か者ども……!」 「黙れ。愛と希望を信じ善と勇気をたっとぶ正義の使者、それがプリキュアよ!」 「プリキュアめ! 此処で闘るかぁッ!」 「なにより、わたしに戦いを挑む者は根絶やしにしなきゃね……!」 灼熱と暗黒……相反しながらせめぎ合う天地創造の闘気がぶつかり合い、渦を巻く。 引き合い、吸い寄せられる風に、己と敵の二極は瞬間的に距離を縮めた。 月蓮の額に「滅」の文字が浮かび上がったのもその時である。 最速で放った拳同士が正面からぶつかった。 「だあああァっ! でやあっ! るアアアッ! カァッ!」 「ふん、ぬぅっ! ぬおああああああああっ! ぜりゃああああっ!」 すさまじい打撃音と咆哮が反響に反響を重ねてあたりを埋め尽くした。 頬に額に、腹に脛に、いくつも牽制攻撃を喰らいながら、アウナと月蓮はガードするこ とさえ忘れて勢いのまま殴り合い蹴り合い頭突き合う。 しかも、あまりに濃密で強力な闘気が絶え間なく身体から噴出するがために、闘争者た ちの体はさながら風の中にあるように浮かび上がったではないか。この現象により少なか らぬ身長差はあまり意味を為さなくなる。 「うおォりゃアアア!!」 持ち前の脳筋力で殴り合いを徐々に制圧しながらアウナは動作をさらに強め、露骨に急 所への一撃を狙ってゆく。雑魚相手ならともかく、達人同士の闘いの中でいきなり急所を 突くことは不可能だ。人体の中心線にある急所を狙うこれらの攻撃は、生存本能を刺激す ることで防御を意識させるためのものに過ぎない。 月蓮とて、さすがに致命的な攻撃を食らっても無視して戦い続けられるほどのバケモノ ではない。打撃を逸らすことができないと判断して、アウナの一撃を著しく硬質化させた 腕で防御し、やり過ごすことを狙う。 だがアウナは徹底的に攻めを続ける構えで、さらに激しく血の炎の闘気を漲らせ、無理 やり月蓮に迫っていった。 「ずうぇェああああああああああああああああああああああああああああァッ!」 キュアプラントの脚が大気のみならず空間をも切り裂く。 大上段から刀を振り下ろす風に、アウナは力任せの回し蹴りを月蓮の脳天めがけて打ち 下ろした。 「ぬゥん……!!」 「埋もれなさい」 迫り来た捨て身の空襲攻撃は完全に連続ヒット状態を作っていたから、悪手と知りなが らも月蓮はガードを続行せざるを得なかった。その衝撃たるや暗黒の闘気で浮き上がって いた体さえも一気に地表まで沈み、硬直を通り越してのけぞり倒れかけたほどだ。 ここでアウナは植物の蔦を使った体勢強制変更術《ロマンキャンセル》により、肉体へ かかる負担を無視して状況を最適化。 直後、急激な角度でホバーダッシュを実行する。 わざとホバーダッシュで敵の頭上行き過ぎることにより瞬時に敵の背に回り、そこで再 び自身の体勢を強制変更……敵の背後上空から一方的に攻撃できるというシチュエーショ ンを作り出した。 アウナの背に蝶の翅に似た形の、四色の翼が顕現する。 月蓮の視点からすると敵が一瞬のうちに消えたと錯覚してしまうところだ。しかし月蓮 も流石の剛の者であり、野性的な勘で即座に反応する。そして最大限の警戒をしながら後 ろを素早く振り向いた。 「羅アアアッ!!」 怪僧の頭部から頚部めがけ、プリキュアの容赦ないカカトミサイル連打が降り注ぐ。 刹那の対応が遅れたためにさらなる防戦を月蓮は強いられていた。 「コオオオオオオオ……ッ! ほろ苦さが! 足らぬわぁ!」 こままでは殺られる。 そこで月蓮はガードをぶち抜く五連打目が突きささる寸前、全身の活殺点から絶え間な く湧き出る闇の闘気を、自身が絶命しかねないほどに激しく溢れ出させることでアウナの 攻撃を遮断した。 一本のミサイルとなり迫るアウナの身体そのものを横に大きく逸らさせる。 「……脳天ブチ抜き損ねたか」 攻めの体勢がまたしても崩されたのだ。 「下らぬプリキュアめ。この曇天の雷雲を見よ。愛に正義などと……貴様が放ってきた言 葉の陳腐な甘ったるさに、悪の女王さまは大層お怒りになられておるのだ!」 「愛なき想いでお菓子を食べでも人の心は救われないわ! いい加減にして頂戴!」 「笑止!」 先刻の攻防で気力を大量消費したアウナに、今度は月蓮が迫ってゆく。 ただ月蓮とて無事ではない。五体満足でいるのが不思議なほどの猛攻を凌ぎ続け、挙げ 句に反撃のため気力の半分を消耗していた。 そんな状態でありながら、互いに正面から拳を組み合って、互いの手に爪を食い込ませ ながら絡ませ合う。 敵を圧倒しようとあらん限りの力で押し、ぶつかってゆく。 「ぐ、ぐ、ぐ、ぐぎぎぎぎぎぃぃ」 「ふん、ぬおおおおおお!」 悪魔的な力と命の激突。 魔女と魔人の殺し合いに地が割れ大気が振動していた。 腕力、闘気、根性、この場ではどれをとっても双方は互角だった。 お互いが相手を仕留めるために全力をぶつけ合い、意地でも退かない。 様相はいわゆる千日戦争へと突入する……かと思われた。 「――キュアアイス効果発動! 司法の鉄槌、グラキアレスインキュナビュラ!」 「――キュアブレード効果発動! 無限地獄の百万由旬、冥界叫恐打!」 月蓮の背後から、鋭利な薄氷を伴いながら槍のごとき巨大な氷柱が敵めがけて襲いかか っていく。同時に濃い紫の光彩を纏う巨大な刃が、突如として地よりせり出し月蓮を切り 裂こうと驀進した。 月蓮がアウナ一人にかかりきりになっているのをいいことに、声の主は死角から思いっ きり致死級の攻撃を仕掛けてきたのだ。 「何っ! ……フンッ!」 反撃の際に見せた闘気の爆発を月蓮は再びやってのけ、アウナとの力比べを切りぬけつ つ、二つの暴威を際どいところでかわしてみせた。 「レイカ! マヤ!」 「すみません。遅くなったようですね」 「アマゾネス女がブラックローズ女の窮地を伝えてきたから急いで来てやったぞ」 氷川玲華に終末ヶ岡馬耶。ともにアウナや美琴のクラスメイトであり、ショタ陣がプリ キュアをやるのを嫌がったために、押しつけられて正義の味方をやっていたりする。 玲華はマドルチェ・メッセンジェラート、馬耶はマドルチェ・シューバリエのコスプレ ……もとい戦闘衣装を身に纏い、キュアアイス、キュアブレードとして悪の手先をなぶり まくるのだ。 「――キュアアクセル効果発動! アクセルボンバー、どっっかぁーん!!」 押され気味になり思考を退却へ向け始めた月蓮に対し、またしても背後を突く攻撃を何 者かが加える。 「プリキュア……っ! グゥゥゥ!」 黒の紳士服を着こなし、両手に鎖鎌を持って虚空より突撃する少女から、月蓮はついに 手痛い一撃を貰ってしまう。 崩れかける身体に鞭打って、月蓮は無理やり飛びすさる。 「最近この鎖鎌が手になじみすぎて怖いんだけど……」 「ライカ!」 怪僧の隙を見事に突いて痛恨の一撃を与えた、マドルチェ・バトラスク姿の少女はライ カ・ラスポート。クラスは違うが愉快な仲間の一人である。 アウナという魔女と渡り合ってその攻撃力を知った月蓮にもはや驕りはない。四対一で はいくら悪の女王の加護があるといえど滅殺されかねないと判断する。実のところプリキ ュア複数が相手でも一人か二人ほど道連れにする方法はあるのだが、月蓮も確実に命を落 としてやっとという魔性の業であるため気は乗らなかった。 ただそれはアウナも同じこと。強引に追い込んでいけば最終的に数でまさるプリキュア 側が敵を滅ぼすにしても、この怪僧に奥の手などがあれば甚大な害を被るだろう。 それは少女たちの望む所ではない。 「プリキュアごときが、借り物とはいえ雨月沙希さまのお力と渡り合うというのか……」 「このわたしの命を縮めるもの、そしてmayを脅かし衰えさせるものはみな尽く滅ぶが いい。それだけがわたしの願いよ」 「貴様、名は」 「キュアプラントの草壁逢奈……アウナでいいわ」 「草壁ェ……!」 タイミングよく、月蓮の背後の空間に謎っぽい巨大な裂け目がはしる。 「おぉのれェ、草壁ぇぇぇぇぇぇぇッ――!」 捨て台詞を発するときだけ目を血走らせ、あらん限りの呪詛を込めて月蓮はアウナを睨 みつけた。直後に怪僧は次元の裂け目の向こうへと洗練されたバックステップで退却して ゆき、またいくらかもしないうちに裂け目が閉じる。 「……アウナでいいって言ってるのに……ブツブツ」 肌で知った、悪の女王とその手先という強大な敵。 いったい誰が弁償するの? と思うこの壊れかけた街並み。 問題は色々あるが、ひとまず事後処理は責任者(?)の藤山センセイにでも回すことに してプリキュアたちは変身を解き、肩を下ろす。 辺りが緩やかな空気に戻った。 「はぁ……わたしそろそろ帰るね。遅れると母さんに吊るされる……か……ら……?」 地面に転がっていた高校の鞄を拾って手に持ちつつ、何事もなかったかのように帰ろう とするアウナ。でも、そこで一つ非常に重大なことを思い出してしまう。 「あ……………………ケーキ、爆発しちゃってる。うん……吊るし確定ね」 美味しいお菓子がどこにもない。 アウナは絶望した。 つづかない
https://w.atwiki.jp/precuredays/pages/203.html
キュアリーフ 「世界の秘宝展」のイベント用のライトがフタバの力によってミラクルライトへと変化し ライトを通して送られた人々の想いの力によってプリキュア達が変身した姿 ラピス サンディ 必殺技は5人で放つ「プリキュア・ファイナルフタバアンブラッセ」 曼荼羅状に並んだ5人の背部から輝くツタが伸びてお互いを結び、手を繋ぐ そして緑色に光る帯を放ち、帯は巨大なフタバの姿へと変わり、相手を掌で包み浄化する
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1507.html
客室で目覚め あゆみが気づいたのは広い寝室だった。客用だろうか。 「そうだ、わたし」 プリキュアたちが集まった会議室で、急に目の前が真っ暗になり、意識を失ったのだ。 「グレル! エンエン!」 枕の横に小さな布団があり、グレルとエンエンもそこで眠っていた。エンエンが目を覚ます。 「あ、あゆみちゃん、大丈夫?」 「うん。エンエンは?」 「ちょっと眠い…」 グレルは大の字になって、いびきが響いてこないのが不思議、という様子で寝ていた。 (ふたりも疲れてるの?) あゆみは、襟のキュアデコルに手をやった。 「フーちゃん?」 〈あゆみ…大丈夫か?〉 「うん。心配かけてごめんね?」 〈フーちゃんは大丈夫〉 「お目覚めでしたのね」 短いノックの後、ありすが顔をのぞかせた。 「あの、わたし、どれくらい」 「15分も経っていませんわ」 「会議は…」 「わからないことが多すぎて決めるもなにもありませんでした。 まずは調査です」 そうだ。なぜ自分が倒れたか思い出した。急に立ち上がったからだった。 「さっき、リコちゃんがいたような気がするんだけど」 ありすは、いつもの笑みをキープしたまま頷いた。 「さきほど、ワームホールが発生した、と申しましたが、つまり、時空そのものが歪んでいるのです。 本来なら行き来できるはずのない世界にいるリコさんと期せずして再会、ということになったのはそのためだと思います」 そういうことだったのか。 「さっき、名前のわからないプリキュアがいる、というお話をしましたわね。 実は、彼女たちが観星町に住んでいる、ということはわかっているのです」 「観星町」 「これからそこに向かいます」 「わたしも行きます」 あゆみは、ありすの言葉を遮るように言った。 「でも、お体が」 「もう大丈夫です。 それに、あんなところで倒れてしまって、みんなに迷惑をかけたから、少しでも役に立ちたいと思って」 ありすはしばらくあゆみを見ていたが、やがて頷いた。 「わかりましたわ。セバスチャンを向かわせることになっていますので、ご同行をお願いします。 あとは…そうですね、れいかさんにもお願いしましょう」 それはおそらく、体調が万全でないあゆみのためだろう、と思ったが、あゆみは何も言わなかった。あの仲間たちの力になれるのならなんでもよかった。 天文台で発見へ
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/794.html
カテゴリー名【長編&連作シリーズ】 ドキドキシンデレラ物語(プリキュア&プリキュア! 全10話・完結) マナとジコチューの女王(ドキドキ!プリキュア 全22話・完結) カテゴリー名【ドキドキ!プリキュア】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 全832 素敵な記念日 ドキドキ猫キュア 今日はマナが何だか怪しい。六花も真琴も。ありすなんて連絡も取れない!ご機嫌斜めのレジーナは、つい、亜久里と喧嘩してしまうのだが……。 全971 似た者どうし ドキドキ猫キュア 「幸せの王子」という童話を初めて読んだ。童話なんだからただのお話だってわかってるけど、王子と燕って似た者どうしよね。え? ここにも似た者どうしがいる、ですって……? 本編から二年後くらいのお話です。 全989 初めての共同作業 ドキドキ猫キュア 珍しく、一緒に料理をしようと亜久里を誘ったレジーナ。相変わらず喧嘩腰の二人だが、その話題はいつしか……。そしてレジーナが亜久里を誘った理由とは? 全2-31 trick or treat ドキドキ猫キュア 今日は待ちに待ったハロウィンだよ! お菓子がたくさん貰えるなんて、こんな素敵なイベントはありませんわ♪ 仮装をして勇んで出かけるレジーナと亜久里。でもせっかく訪れたのに、六花は何だかつれない素振りで……。 カテゴリー名【Go!プリンセスプリキュア】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 現3-27 人気の格差 ドキドキ猫キュア 女生徒みんなに人気のある、みなみ、きらら、それにパフ。友達みんなに人気のあるはるか。あれ? 気のせいかしら。何だか一人足りないような……? 現3-36 はるはる大好きみなみん ドキドキ猫キュア 第9話「幕よあがれ!憧れのノーブルパーティ!」より。生徒会長として大忙しのみなみ。でも、その心ははるかのことでいっぱいで……。 現3-95 ふたりのプリンセス ドキドキ猫キュア この前の「夢ケ浜ニコニコツアー」のやり直しをしよう!というハズだったのに、何故か夢ケ浜へ向かうバスの中にはトワとみなみの二人きり。気まずい時間を、何とか楽しい時間に変えようと奮闘するみなみだったが……。 現3-109 プリンセスとナイト ドキドキ猫キュア やって来ました、第1回 ノーブル学園肝試し大会! 生徒会長として怖々参加を決めたみなみはトワとペアに。そんなみなみを心配するはるかに、きららがあることを耳打ちして……。 現3-124 GO!プリンセスプリキュア26.5話 幻のきらトワお泊まり回 ドキドキ猫キュア トワが風邪を引いたのでお泊り会は中止……のはずが、トワはきららが家に連れて行って面倒を見ることになった。甲斐甲斐しく世話を焼くきららの元へステラが乱入。それをきっかけに、話はトワの母のことになったのだが……。 現3-134 海水浴の悲劇 ドキドキ猫キュア 第28話の先取りか?? はるか、みなみ、きらら、トワ、ゆいが、五人で海水浴にやって来た! 勇んで泳ごうとするはるかたち。が、何だかトワの様子がおかしい。さらにははるかの不用意な一言で、ゆいまでもが……!? 現3-143 大変な一日 前編 ドキドキ猫キュア もうすぐきららの誕生日。はるかもみなみもゆいも、それにパフも、プレゼントの準備に余念が無い。それを見たトワは、はるかに誕生日の話を聞いて……。 現3-146 大変な一日 中編 ドキドキ猫キュア きららの欲しいものをリサーチして、早速プレゼントを買いに出かけるトワ。だが、彼女にとっては町に出るだけでも大変な出来事で……。 現3-149 大変な一日 後編 ドキドキ猫キュア ようやくマーブルドーナツに辿り着いたものの、そこには長蛇の列が。ようやくドーナツを買えたと思ったら、今度は……。トワは、無事きららの誕生日を祝えるのでしょうか。 現3-160 深刻なツッコミ不足 ドキドキ猫キュア 第34話『ピンチすぎる~!はるかのプリンセスコンテスト!』より。ゆいが提案して仲間たちで書いた、応援寄せ書きへの「ツッコミ」小ネタです。 現3-164 ずっとトワゆいのターン ドキドキ猫キュア ミス・シャムールの特別なプリンセスレッスンで、何とトワがあるものに変身! そして次なるレッスンでは、何故かゆいまでレッスンに巻き込まれて……!? 現3-178 美しさの罪 ドキドキ猫キュア 今日はハロウィン。トワのお姫様姿を、張り切ってコーディネートする魔法使い姿のきらら。目と目を見交わして、お互いに心の中でそっと呟く。(そう言えばあたし、あの頃からこの子のこと可愛いって思ってた)(あの頃から私は、彼女を美しいと思っていましたっけ)そう、あれは……。 現3-192 旅立ちの日に ドキドキ猫キュア 離れていても、心はいつもそばに居る。私たちは夢で繋がって、それぞれの道を一緒に走り続ける仲間――。きららの旅立ちの日、ろくに挨拶もしないで寮を飛び出して行ってしまったきららに、トワは……。43話から広がった、涙と笑顔の妄想エピローグ。 現3-204 最高のプレゼント 前編 ドキドキ猫キュア きららと一緒に過ごせるのもあと数か月。寂しくないと言ったら嘘になるけど、私はきららの夢を応援しますわ。そうは思っても、なかなか平常心ではいられないトワ。そんなトワに、きららがそっと寄り添って……。 現3-208 最高のプレゼント 中編 ドキドキ猫キュア 再び風邪を引いてしまったトワを心配する仲間たち。特にきららは、トワが体調を崩したのは自分のせいではないかと気に掛ける。そんな中、はるかはトワを元気づけるためにある計画を立てる。そしてみなみは、きららをあの場所へと呼び出して……。 現3-212 最高のプレゼント 後編 ドキドキ猫キュア 仲間たちが準備してくれた最高の誕生パーティーの席上で、トワはみんなにあることを打ち明ける決意をする。そして、仕事でパーティーに遅れて駆け付けたきららから、トワへの特別のプレゼントが! 互いが互いを思いやる、トワの13歳の誕生日は、あたたかいもの一杯な一日に。 現3-224 きららの苦悩 ドキドキ猫キュア 珍しく悩み相談を受けたきらら。気が重いながらも、その元凶に果敢にぶつかっていくのだが、そこにトワが現れて……。 現3-239 ノーブルバレンタインデー ドキドキ猫キュア 今日はバレンタインデー。チョコを渡す人、貰う人、上級生にも下級生にも、様々なドラマがあって……。特別なこの日、ノーブル学園の少女たちの、4つの物語。 カテゴリー名【魔法つかいプリキュア!】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 現4-13 リズの想い ドキドキ猫キュア 第6話『特訓!魔法の杖!先生はリコのお姉ちゃん!?』より。疎遠になってしまったリコを心配し、陰ながら応援するリズ。本編の裏側でも、きっとこんなことが……。 現4-27 キュアップ・ラパパ!今日もいい日になぁれ♪ ドキドキ猫キュア 第16話「久しぶりっ!補習メイトがやってきた!」を見て生まれた、最終回妄想的なお話。ナシマホウ界でも魔法界のことが知られるようになり、二つの世界の交流が深まりました。そして今、彼女たちは……? 現4-32 世界一わくわくもんな日 ドキドキ猫キュア もうすぐ、みらいの誕生日! リコがパーティを開いてくれると知って、わくわくのみらい。だが、みんなの誕生日の話をしていた時に、二人はあることに気が付いて……。 現4-39 七夕 ドキドキ猫キュア 七夕は、織姫と彦星の久しぶりの逢瀬のとき。そしてここにも、久しぶりの再会を心待ちにする面々が――。みらい、リコ、はーちゃん、モフルン。本編から数年後のお話です。 現4-45 おかえり ドキドキ猫キュア 第23話『これからもよろしく!おかえり、はーちゃん!』のその夜のお話。はーちゃんが帰って来た! はしゃぎ過ぎてリコに叱られ、しょげながら月を見上げるみらい。そんなみらいに寄り添うモフルン。そして、はーちゃんの寝言に目を潤ませたリコは……。三人のお母さん、それぞれの心模様。 現4-54 ずっといっしょ ドキドキ猫キュア 第35話「生徒会長総選挙!リコに清き一票を!」の直後のお話。「せっかく応援してくれたのに、ごめんね」謝るリコに、「でもこれでよかったかな」と答えるみらい。その心は……? 何だかんだ言って、みらリコ最高モフ! 現4-70 大好きだった日 ドキドキ猫キュア お父様、お母様、お姉ちゃん。みらい、はーちゃん、モフルン、それにみらいの家族の人たち。やっぱりこのノリは苦手だけど、こんなに沢山の人に祝ってもらえるなんて久しぶり。そう、考えてみれば、わたしはずっと……。第40話「愛情いっぱいのおめでとう!リコの誕生日!」より。 現4-76 ワクワクな正月の話 ドキドキ猫キュア 年賀状に初詣、初日の出にお年玉に、美味しいものもいっぱい。ナシマホウ界のお正月は、素敵なことが盛りだくさん! って……あれ?「リコ、どうしたの? なんだか落ち……」「お、落ちてないし! じゃなくて、落ち込んでないし!」一体リコに何が起こったの? 現4-87 素敵な出会い ドキドキ猫キュア 昔から時々、不思議なものを見た。UFOとかお化けとか、それから魔法使いとか。そんな私の言葉を初めて信じてくれたのは、中学2年の時に出来た、たった一人の親友。そして大人になった今も、私は……。第49話「さよなら…魔法つかい!奇跡の魔法よ、もう一度!」より、もう一つの再会の物語。 現4-94 もう一度あなたに会えたなら ドキドキ猫キュア もう一度みらいに会いたい。そのためには、もっと魔法を勉強しなくちゃ! 寂しさを押し殺して一生懸命のリコを、魔法界の仲間たちが見守る。そんなある日、リコの耳に……! 第49話「さよなら…魔法つかい!奇跡の魔法よ、もう一度!」リコサイドからの奇跡の再会を! カテゴリー名【キラキラ☆プリキュアアラモード】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 現5-21 最近いちかちゃんの様子がおかしい ドキドキ猫キュア 最近、いちかちゃんに避けられてる気がするんです。このままじゃ、大好きなプリンも美味しく食べられないような気がして……。何だかしょんぼりしているひまりに、仲間たちは……? ひまりちゃん誕生日記念のお話です。 現5-106 たまには甘えて ドキドキ猫キュア 「あきらさんもうすぐ誕生日なんですよね♪」いちかの言葉に「気持ちだけで嬉しい」と微笑みながら、何だか表情の冴えないあきら。みんなに優しすぎるくらい優しいあなたは嫌いじゃない。だけど……。あきらさん誕生日記念のお話。あきゆかファン必見です! 現5-158 その温もりを感じて ドキドキ猫キュア キラパティでのパーティーの後、ゆかりを送っていくと言い出したあきら。ただ何となく、もう少し側に居たくて。上手く言えないけれど、少しでも自分の気持ちを伝えたくて。そんなあきらに、ゆかりは……。第45話「さよならゆかり!トキメキ☆スイーツクリスマス!」の、その後のお話。 カテゴリー名【HUGっと!プリキュア】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 現6-18 心のエラー ドキドキ猫キュア 野乃はなに、何故チャラリートを止める程の力があったのか? 野乃はなは、何故私を構い続けるのか? 野乃はなは、何故私を家族と言ったのか? 理解不能。理解不能。でも、最も理解不能なのは……。第13話『転校生はフレッシュ&ミステリアス!』より、ルールーちゃんの結末想像SS。 カテゴリー名【スター☆トゥインクルプリキュア】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 現7-12 大切な友達のために ドキドキ猫キュア お世話になったから、お礼をするのは当たり前。というより、喜んでくれるあの子の顔を想像するのが楽しいのです――。まどかとえれな、キッチンに立つ二人の目的とは……? カテゴリー名【映画プリキュア○○スターズ短編】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 全955 クレーム ドキドキ猫キュア 「やっとプリキュア教科書に名前が!」感慨深げなあゆみ。でも、どうやらプリキュア教科書は大変な試練に見舞われたようで……。 現5-123 キラキラ☆ハロウィン ドキドキ猫キュア 「はろうぃん? 何よ、それ」ワケも分からずシエルに仮装させられて、キラパティに連れてこられたビブリー。そこには同じく仮装したあの先輩たちが……! そしてテンションについていけないビブリーに、話しかけた人とは? カテゴリー名【プリキュア&プリキュア!短編】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 全874 幸せのサンタさん 前編 ドキドキ猫キュア サンタさんっていうのはね、子供にプレゼントをくれるおじいさんのこと。でも、いい子のところにしか来てはくれないの――マナと六花にその話を聞いてからの、レジーナの変わり様は目を見張るよう。でも、その変化はレジーナだけのものではなくて……。 全883 幸せのサンタさん 後編 ドキドキ猫キュア サンタさんに来てほしい一心で、頑張るレジーナだったが――。ねぇ六花。ホントはあたしたちの方が、レジーナに教えてもらったのかもしれないね。信じる心を持っていれば、きっと素敵なクリスマスが過ごせるんだ、ってことを。 現2-253 幻のプリキュア ドキドキ猫キュア 「プリキュア10周年、ありがとう!」プリキュアたちが次々と現れる10周年記念オープニング挨拶に、ついにあの人たちが現れた!……え?あの人”たち”!? 現3-6 これが伝説の・・・ ドキドキ猫キュア 「助けられるのは伝説のプリンセスプリキュアだけだロマ! 伝説のプリンセスプリキュアだけだロマ! 大切なことだから二回言ったロマ!」「お兄ちゃん、なんか人がいっぱい来たパフ」「えーっ!?」 現3-28 新しいプリキュア!? ドキドキ猫キュア 「あなたはただのワンコじゃない」――如月さんとすっかり仲良しになったのは良かったのだが、思いのほか鋭い彼女の洞察に焦るパフ。そんな時にゼツボーグが現れて……! ○○って、ノーブル学園にも届いていたんですね……。 現4-65 共通点は努力家 ドキドキ猫キュア プリキュア・アイドルシリーズ第3弾発表。みらいに続き、ついにはーちゃんもアイドルに!? 「別に焦ってなんかないし!」という言葉とは裏腹な態度のリコの元に、やって来た先輩たちとは? カテゴリー名【ドキドキ猫キュアの140文字SS】 カテゴリー名【オールスタープリキュア!イマジネーションの輝き!冬のSS祭り2020】 未来へのイマジネーション(スター☆トゥインクルプリキュア 全5話・完結) カテゴリー名【オールスタープリキュア!レッツ・ラ・競作!冬のSS祭り2018】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競5-6 かき氷 ドキドキ猫キュア 身体が弱っている時って、何となく甘いものが欲しくなる気がする。それが忘れられない思い出に繋がっているものなら、尚更で……。ツンデレビブリー、炸裂です! 競5-7 甘い印 ドキドキ猫キュア あれから数年。久しぶりに会ったゆかりとあきらの話題は、その後のお互いのこと、そして大好きな仲間たちのこと。二人が食べているのはお互いが作ったあのスイーツ。だって、今日は二人にとって、大切な……。 競5-8 はーちゃんのクッキー ドキドキ猫キュア はーちゃんが再びクッキー作りに挑戦! これまた再びキッチンの前に立ちふさがって「入っちゃダメモフ!」と繰り返すモフルンの前で手に汗を握っているのは、みらい、リコ、そして……? 相変わらず親馬鹿全開の、リコ目線のお話です。 競5-9 アイスと不良と委員長 ドキドキ猫キュア クールだけど甘いその食べ物は、一見クールな彼女の表情も甘く溶かしてくれるみたい。お陰で彼女の新しい表情を見ることが出来た。でも、それから少し先の未来に、あんな出来事が待っていたなんて……。スイーツを仲立ちにした、あの二人の前日譚です。 カテゴリー名【オールスタープリキュア!魔法でつなぐ!冬のSS祭り2017】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競4-4 魔法つかいモフデレラ ドキドキ猫キュア あるところにモフデレラという女の子がいました。モフデレラは、色々あって魔法つかいになり、困っている人を助けたいと旅に出たのでした――。あのモフデレラの、その後の物語。本編にはまだ登場していなかった、あのモフルンの友達も登場です♪ 競4-7 もしも・・・ずっと繋がっていられたら ドキドキ猫キュア ねぇ、きらら。もしも私たちが二年生になってもノーブル学園に居られたら、どうだったんでしょう? そんなこと考えたこともないと思っていたのに、心のどこかで思い描いていたようですわ。だって、私は……。 競4-11 はじまりの春 ドキドキ猫キュア 魔法界とナシマホウ界。それぞれの場所、それぞれの想いの中に、互いの姿が見え隠れする――。みらいとリコ、毎年訪れるはじまりの春は、今年はどんなふうに二人の目に映るのでしょうか。 カテゴリー名【オールスタープリキュア!幸せ満開!冬のSS祭り2016】 夢への道(Go!プリンセスプリキュア 全5話・完結) 夢への道 トワ~ver~ 希望のプリンセスと絶望の魔女(Go!プリンセスプリキュア 全6話・完結) 夢のかたち/ドキドキ猫キュア(ドキドキ&スイート&姫プリ 全4話・完結) レス番号 作品タイトル 作者 備考 競3-13 幸せの夢 1優しい世界 ドキドキ猫キュア もしNewStage3にフォーチュンもいたら。彼女も夢をみせられていたら。それはきっと、こんな夢だったはず……。めぐみやひめと仲間になる前のいおな。でも、彼女もやっぱりプリキュアでした! 競3-14 幸せの夢 2おいしい 夢がある♪ ドキドキ猫キュア そして、NewStage3に登場はしたけれど、まだ台詞無しの助っ人だったハニー。その裏で、彼女もきっとこんな夢を見ていたはずで……。 競3-15 幸せの夢 3いつか 夢が叶うまで・・・ ドキドキ猫キュア 戦いが終わってホッとする、ラブリー、プリンセス、ハニー。するとそこにフォーチュンが現れて……。仲間になるのはもう少し先。でも、絶対に夢を叶える未来へ向けて。 競3-35 迷探偵タルト ドキドキ猫キュア 「な、なんやてぇ! ピーチはんが、殺されたやてぇ!」「いや、死んでないし」「大事件や。よし、ワイがズバッと解決したろやないけ。この、じ……コホン、名探偵の名にかけて! 犯人は……あんさんや!」「そんな簡単に!」「タルトちゃん……ホントに大丈夫?」 競3-47 10年後の魔法つかいプリキュア ドキドキ猫キュア あれから10年――。10年後も行われている補習の授業。ただし今度は、みらいとリコが魔法学校の先生に!? あの時と同じくやって来た“ひゃっこい島”で、あの時と同じくおしくらまんじゅうをする二人。でもなぜか、リコの表情が冴えなくて……。 カテゴリー名【オールスタープリキュア!ハピネス注入!冬のSS祭り2015】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競作2-2 幸せの王子とつばめ ドキドキ猫キュア ある朝、何故か六花の機嫌を損ねたマナ。二人のギクシャクした関係は、やがてレジーナや真琴まで巻き込んで……。中三の冬、自分の進路と向き合う彼女たちに訪れた、小さいけれどドキドキな事件。 競作2-3 ハピネス記念日 ドキドキ猫キュア めぐみにとっては二度目、ゆうこといおなにとっては初めての、ひめからのパーティーの招待状。でも一体何のパーティーなのか、三人とも心当たりが無くて……。あなたにもハピネスチャージ!の、幸せ満腹パーティーへようこそ♪ 競作2-10 笑顔の別れと涙の再会 ドキドキ猫キュア また会えて嬉しかった。別れは再会の約束だよね。今は、私の居るべき場所へ――大切な人たちを、泣かせたらいけないから。 競作2-11 チョコよりも甘く ドキドキ猫キュア 女子生徒からのチョコの山。なんて素晴らしい日、毎日バレンタインでもいいなんて言ってる人もいるけど、私はあまり興味がない――。仲間たちとの語らいを終えて、家路へ向かう六花に、マナは……。 競作2-12 初めてのバレンタイン ドキドキ猫キュア 初めての日本式のバレンタインに驚くひめ。ブルースカイ王国では違うの?と訊かれて、彼女は何故かプリチェンミラーを取り出して……。ひめだけでなく、○○○にとっても初めての、幸せハピネス・バレンタイン♪ 競作2-13 下の名前で ドキドキ猫キュア ノーブル学園でチョコを渡したい人と言えば、やっぱりあの人。お菓子作りはあまり上手じゃないけど、感謝の気持ちだけは一杯込めました!チョコを差し出したはるかにも、みなみから素敵なプレゼントが……。 競作2-26 かけがえのないともだち ドキドキ猫キュア 大切な友達がくれたものは、この腕に持ちきれないくらい、いっぱいある。この町で出会ったたくさんの人や出来事は、ふーちゃんとの出会いから始まったんだよね。ふーちゃん。これからも見守っていてね。 競作2-45 嫉妬 嫉妬 嫉妬? ドキドキ猫キュア 今日はホワイトデー。はるかとみなみ。はるかときらら。みなみときらら。三人三様に紡がれ始めた友情は、級友たちと彼女たち自身もいろんな感情の渦に巻き込んで……。 競作2-46 みんなでダンス ドキドキ猫キュア ホワイトデーに合わせて、ひめが気合いを入れて作ったケーキ! この喜びをダンスに込めて踊る三人だったが、ねぇみんな、そのダンスって……!? 競作2-47 ふたりきりの放課後 ドキドキ猫キュア マナのバレンタインデーのお返しの準備に、遅くまで付き合わされる六花。ほらほら、つい愚痴りたくなるのは分かるけど、今は貴重なふたりきりの放課後なんだから。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1451.html
140文字SS:HUGっと!プリキュア【2】 1.はな&ルールー「眠れぬ夜」⑧/一六◆6/pMjwqUTk 「嬉しい気持ちは、心の中に……」 そう呟いたルールーが、スースーと微かに響く音に、驚いて目を見開く。 「はな……寝たのですか?」 相変わらず理解不能――でもそれが何だか心地良くて、ルールーも静かに目を閉じる。 薄闇に沈む部屋の中、まもなく二つの寝息が、穏やかなハーモニーを奏で始めた。 2.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」①/一六◆6/pMjwqUTk 「しもしも~?二人とも集まって~」 「へいへい」 「よし、5分間付き合うぞ」 「5分じゃダメよ。あたしたちの初仕事、ツインラブを売り出すための大事な作戦会議なんだから」 「で、どうするんすか?しゃちょー!」 「それをこれから話し合うんじゃないの。ぶっ飛びのアイデア、なんかない?」 3.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」②/一六◆6/pMjwqUTk 「オレちゃんの動画で宣伝したら一発っす!なんたってオレちゃん、再生回数283回のニューカマーだから!」 「うーん……宣伝としては、イマイチね」 「なんでぇっ!?」 「商店街にポスターを貼ってもらうのはどうだ?町内会長に頼めば、5分で終わるぞ」 「最初っから人任せでどーすんのよ!」 4.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」③/一六◆6/pMjwqUTk 「激ムズっす」 「5分じゃ無理か」 「ちょっと!何諦めてんのよ。何か無いの?誰もがあの子たちの歌を聴きたくなる宣伝!」 「歌って言やぁ、あん時のアスパワワはマジ凄かったっすね~」 「ああ。実にキラキラして……」 「それよっ!!」 「ん?」 「しゃちょー?」 「ライブよ、ラ・イ・ブ!」 5.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」④/一六◆6/pMjwqUTk 「え~!歌で歌の宣伝っすかぁ?」 「あんたたちも見たでしょ?あの子たちの歌は人を笑顔にする。聴けば、大切な誰かにもきっと聴かせたくなる。ねっ?何よりの宣伝じゃない」 「それってある意味あの娘たち任せ……私以上の人任せでは……」 「お黙りっ!あの子たちの歌、また聴きたくないのぉ?」 6.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」⑤/一六◆6/pMjwqUTk 「オレちゃん、ライブの予告動画作るっす!」 「私は会場を5分で探すぞ」 「うん、いい感じ♪じゃあ三人揃って、行くわよ~!」 「「「明日への希望よ、膨らめ~!!!」」」 「ルールー、あの人たちにお願いして、大丈夫でしょうか」 「解析不能……でも、何だか楽しそうです」 「ですねっ!」 7.ツインラブ「途切れてしまっても また始めればいい」/一六◆6/pMjwqUTk 突然の咆哮。人々の悲鳴。辺りを覆うトゲパワワの深い闇。 ギターを持つ手が震える。でも胸に宿ったこの心は、まだこんなにも熱い。 「ルールー!」 隣に立つ親友の声。気持ちは同じなんだって、すぐに分かった。 ならば負けない。絶対に。 「えみる!」 もう一度。何度でも。 届け!私たちの愛の歌! 8.「真夏の夜の、小さな光①」/一六◆6/pMjwqUTk 「ねぇ、えみる~。それ、いつまで抱えてるの?」 ルールーとの線香花火対決に敗れたはなが、怪訝そうな顔で問いかける。 「花火はとーっても危険なのです! だからいつでも火が消せるように、準備を怠ってはいけないのです!」 消火器を抱き締めて言い募るえみるに、ルールーが両手を差し出した。 9.「真夏の夜の、小さな光②」/一六◆6/pMjwqUTk 「次はえみるの番です。それは私が持っています」 「ありがとう、ルールー。決して火から目を離さないで下さいね」 そう言って消火器を手渡したえみるが、はなの顔を挑むように見上げる。 「はな先輩、勝負なのです!」 「よぉし、負けないよ~」 二つの小さな炎の花が、パチパチと可憐に瞬き始めた。 10.「真夏の夜の、小さな光③」/一六◆6/pMjwqUTk 「綺麗……」 不意に隣から小さな声がした。橙色の淡い光が、えみるの横顔を照らす。 その顔は本当に楽しそうで、愛くるしくて――そこでルールーはハッとする。 (いけません、火から目を離してしまいました) 消火器を持ち直し、一心に花火を見つめる。 その顔もまた、小さな光で幸せそうに輝いた。